1895年(明治28年)、当時京都の伏見にて
呉服屋業を営んでいた齋藤家の9代目が
若干18歳にして、造り酒屋へ転業を決意したそうです。
鉄道の普及に伴い、人の流れが川から陸へと移り、
お土産屋として栄えた呉服屋・齋藤家は
徐々に厳しい立場に晒されました。
そして、この18歳の9代目がほとんど
お酒のことなんて知らないはずなのに
手探りの状態で新たなビジネスを始め、軌道に乗せ、
令和のこの時代まで酒屋が続いているのです。
この決断力と実行力は圧巻ですよね。
この偉大な9代目の戒名のひと文字目であった
「勲」という字をとり大正4年に
「英勲」というブランドを誕生させたそうです。
→12代目当主、齋藤透様がつつみにご来店